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2009年度アダムス大勉強会報告2009年度のアダムス大勉強会が11月22日(日)に日本大学芸術学部の大スタジオにおいてセミナー及び多くの企業様のご参加を頂いた会場内ブースでの展示・説明と製品紹介のプレゼンテーションと云う内容で開催さ ました。
ご出展頂いた企業様 株式会社ピクトリコ様/株式会社ソフトウエアー・トゥー様 ■セミナー報告1.モニタやプリントはなぜ合わないのか?徹底解剖! 講師:村上彰・小林宗正 モニターやプリンターでの色合わせの方法や注意すべき点、色変換の方法や画 の評価法など幅広い分野で理論・実践の両面からの講義になりました。 色が合わないのには原因がある。 プロファイルで色変換を行うには4つの変換方法(知覚的/相対的な色域を維持/絶対的な色域を維持/彩度)があるので希望する結果に合った変換方法を選ぶ。 色の評価にはチャートを活用するのが無期限に使用出来るものでは無く使用期限を守ることが必要。 画質を決定する要因には 階調・色域・鮮鋭性・ノイズ・光沢感 がある。 画像処理で求められる記憶色・期待色の再現は色作りであって、色を伝達するカラーマネージメントでは無い。 観察光源には色温度に注意して連続的なスペクトルを持った演色性の良い光源を選ぶ。 現在モニターはLEDが主流でカラーマネージメントを精度良く行うには高価でもハードキャリブレーションが出来る機種を使うのが良い。 インクジェットプリンターは一般に色数の多い方が階調や色域の再現には有利で用紙の選択も重要な要素であり、プルーフとしての用途を考えるなら印刷インキと同様な顔料インクを使用するタイプを選んだ方が良い。 2.CMS を見据えたプルーファーと印刷用の正しいデータ作り 講師:矢部六合市 きちんとした作業を行うことの大切さやデジタルで撮影する場合の注意点や画像 きちんとしたデータ(ファインRGB)を自分のところで作ることが必要。 きちんとした撮影をして、撮影直後にヒストグラムをチェックしてハイライト・シャドウが適切であるか判断する。 RAW現像の段階で出来るかぎり色調を追い込んでおく。 画像の処理にあたっては「どの様な画像を作りたいか」と云う主観を重視して行うが、例外として商品の撮影など現物に正確な再現を求められる場合もある。 画像処理をしてファインRGBが出来上がってからがデータの色調を正しく伝達するためのカラーマネージメントが始まる。 ファインRGBを作るために画像を表示するモニターは重要なポイントであり画像を見るのに適したモニターを使用する。 デジタルカメラでの撮影ではシャープな解像性が求められるのでレンズの性能が重要となるが性能と価格は比例すると考えて良く、内面反射を押さえるためにフードを使用することも大切になる。 3.ルール通りの操作で困っていませんか? コーディネーター:矢部六合市 パネリスト:豊田堅二・柳沢健次・村上彰・小林宗正 会場の方々からの質問にコーディネーターとパネリストが答えると云う形で進行し 広い色域のデータを狭い色領域に変換する時に色が飽和してしまう部分が出るのを回避するにはどうしたら良いか。 等の質問が出されました。 4.プレゼンテーション 以上のセミナーに加えて下記の参加企業様から新製品の紹介などが行われました。 株式会社ピクトリコ様/株式会社ソフトウエアー・トゥー様
いずれのセミナー・プレゼンテーションも聴講の方々に熱心に聞いて頂き、休息時間には出展して頂いた全ての企業様のブースで製品を手に取って熱心に質問する方々が多く見られて大勉強会は盛況の内、無事終了致しました。 大勉強会のために会場を提供して頂き準備にも協力して下さった日本大学関係者の皆様、連休の中日にもかかわらずご参加頂いた企業の皆様に心よりお礼を申し上げると同時に時間の関係でプレゼンテーションの枠が一杯になり、展示のみのご参加となりました企業の皆様にはこの場を借りましてお詫び申し上げます。 最後になりましたが、寒い雨の中ご参加頂いた皆様に心よりお礼申し上げます。 |
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